ドラマ「陸王」 強者とチャレンジャーについて

3ヶ月間見てきたテレビドラマの「陸王」が終わりました。

テレビドラマを最近ほとんど見てなかったのですが、テレビ局同士の視聴率争いに興味があって見始めたドラマです。

裏番組ではずっと高視聴率の「行列できる法律相談所」があり、その牙城を崩そうと本気になって戦いを挑んでいふように思えました。(このあたりは個人的な想像です)


まだドラマのテーマが中小企業が大企業に戦いを挑んでいくことや、エリート選手に挑むアスリート。全てが、"強者に挑むチャレンジャー"そんな構図にとってもはまってしまっていました。


ドラマの中の話にものめり込んでいたのですが、それ以上に実際の視聴率が「行列・・・あむを抜いた時には、ドラマ以上に興奮してしまいました。



今日の最終回も熾烈な戦いとなっていて、7「陸王」は、昼間から2時間半にわたっての総集編を放送し、さらに夜の7時から2時間で別の視点(娘の視点)から見たエピソードで1話から振り返るなど9時からの放送に向けて出来ることすべてをやっているように思えました。


そんな本気の戦いを受ける「行列・・・」も、戦いを受けるように、「生放送」、「さんま」と、攻めています。しかし、したたかだと思ったのが、放送時間の延長。

陸王」も22時19分までと延長しているのですが、「行列・・・」は22時54分まで。

もともと、「行列・・・」を見ていて、今は「陸王」を見ていた人も、「陸王」を見終わった後、「行列・・・」がまだ続いていることで、また見てもらえるきっかけを作ることで、また戻ってもらおうという戦略。

このあたりも個人的な想像です)



こんな事を想像すると、テレビの中も会社と会社の戦いであり、その裏にはそれを担当している人と人の戦い。

リアルなビジネスの世界を感じることができたように思います。



チャレンジする人の話、やっぱり好きだなぁ〜と思いました。