毎日会社のトイレを掃除して10年(その3)

伝えたいこと: 「トイレ掃除は意外と楽しい」この体験を他に活かせないか


なぜ、トイレ掃除が楽しくなったのか?

自分自身、疑問が湧いてきたので、改めて考えてみようと思います。


元々、掃除は嫌いでした。

子供の頃、家の掃除機をかける役割が僕の役割だったのですが、とにかく早く終わらせようとばかり考えていました。

学校での掃除当番も適当だったし、社会人になって最初の会社でも、時々トイレ掃除が順番で回ってきても、水を流して、全体を濡らしただけで、掃除をしたふりをしていたのを思い出しました。


そんな僕がいつから掃除が楽しくなったのか?


想像できる原因

・以前の会社の先輩が、掃除をとても一生懸命やっていて、「おれ、これくらいしか会社に貢献できないから」と、言うようなニュアンスの言葉を聞いて驚いたことがあること。

たしかに仕事が出来るタイプの先輩ではなかったのですが、笑顔で僕に言ってこられた時には本当に驚きました。


・同じ以前の会社の営業部長が、会社の大掃除の時に、トイレ掃除をとても楽しそうにしていたのを見たこと。


・母親が毎朝欠かさず掃除をきっちりとしているのを見てきたこと


それと、1回目に書いた

・知り合いの社長の言葉

鍵山秀三郎さんの「掃除道」


掃除道の話は、テレビでも見たような、気もしています。



いつからトイレ掃除が楽しくなったのかを思い出してみると、

4年ぐらい前からのように思います。

その頃に何かきっかけがあったのかと言うと、特に思い出せないのですが、その頃にぐらいに、朝の掃除の時間にトイレ掃除を他の人が先にやってしまっている時になぜか"残念"という気持ちが湧くようになっていました(笑)



結局、何が原因で楽しいと思うようになったのかはわからないですが、改めて言えるのは、汚れが毎朝、目につきやすくて、掃除した後の綺麗になったのがわかりやすいことから、達成感を毎日感じられるからかと思います。




やらないと、汚くなるから気持ち悪い。

やると、綺麗になるから気持ちが良い。


簡単に言うと

やらないと、気持ち悪く

やると、気持ちが良くなる


このことを、他で継続して行くことをやってみる時に使えればと思います。