サハラマラソンでの1番の思い出
伝えたいこと: サハラマラソンはすばらしい
今年のサハラマラソンが終わりました。
参加した方々、お疲れ様でした。
とても、暑くて、しんどくて、つらいサハラマラソン。行った人の多くがそんな過酷な中のレースに魅了されてしまう。
多分、行かないとほんとうの魔力はわからないだろう。
自分もそうだった。
知り合いがでて、ずっと応援していて、それだけで感動した。
少しだけ、行って見たいと思った。
でも、本気で行こうとは思っていなかったのですが、チャンスがきて、思い切っていくことに。
もし、少しでも興味があって、少し多めの資金と、少し長めの休みを取れる方は、ぜひ挑戦してみてください。
きっと、そのお金や時間以上の体験ができると思います。
一年前を思い出して、一番印象に残っているシーンがあります。
それは、砂漠での最後の夜。 あとは10km弱のチャリティランだけとなり、最後の夜を少しの寂しさととまに、味わっている時の出来事。
遠くから車のクラクションの音が聴こえてきました。
クラクションとともに、歓声も聴こえてきます。
何だろうかと、ランナー達は、みんなテントの外に出て、音のする方を見ていると、サハラマラソンのサポートスタッフ達が車に乗ってランナー達を祝福しながら、走ってきます。
そして、ランナー達のテントの周りを一周して行きながら、祝福の言葉を投げかけていました。
その光景を見て、涙が自然と流れてきました。
暗闇の中なので、周りを気にせず涙を流し続けていました。
過酷なレースにチャレンジする者と、そのチャレンジをサポートするスタッフ達。
祝福してもらうよりも、この過酷な中でずっとサポートしてくれていたことに対して、こちらからも「ありがとう」という思いがこみ上げてきたのを、今でもはっきりと覚えています。
大自然のすばらしい景色と、自然の厳しさと、そして、人の暖かさ。
これらを満喫できる場所です。
また、砂漠に戻りたくなりました。