久しぶりのプールで試してみたこと

伝えたいこと: 体がブレないと楽に泳げる

伝えたい相手: 25mで泳ぐのがしんどくなってしまう方に


昨日、久しぶりにプールに行ってきました。

もうすぐ2月が終わろうとしているのに、今年初。最近トレーニングを少しサボりすぎです(笑)



今回の練習のテーマは、体の軸を真っ直ぐに保つことでいかに楽に泳げるようになるのか?です。


去年に「クロールはゆったりと泳ぐと速くなる!」を読んでから、泳ぎ方を変えていこうとしているのですが、なかなか思うようには速く泳げるようになっていませんでした。


この本では、一回一回のストロークを効率的にする事で、ゆっくり泳いでも、速く泳げるということが書かれているのですが、何度か練習してみて感じたのが、いかに身体を待つ真直ぐに保てるのかが、大事なポイントだということです。

本の中では、「フラットスイム」という言葉で書かれています。


今回の練習で色々と試したのですが、自分なりのポイントだと思ったのは

・頭を思ったより下げる

丹田(ヘソの下あたり)を意識する

・背骨を意識する


この3点が効果的でした。



ひとつ目の、頭の位置ですが、イメージとしては、真直ぐな姿勢で立った状態の人形を頭からぶら下げるとしたら、重心になりそうなところを、泳ぐ時の先頭となるように意識してみる。

そうすると、いつも泳いでいる時より、かなり頭が足の方を向くような角度になるのですが、泳いでいて、水の中を進む感じがいつもと違って感じられました。


そして、2番目の丹田を意識することについては、ここを意識する事で、身体が安定して待つ真直ぐな状態を保ちやすくなり、その結果、身体がブレない事で進むスピードが落ちなくなります。

このことについては、先ほどの本では「腹圧トレーニング」として、体幹を安定させる方法として書かれていることの応用です。


そして3つ目。背骨を意識。

自分が焼き鳥になって串刺し(笑)にされたのをイメージ。

これで、身体は真直ぐに保てます。



クロールで、楽に泳ぐには、いかに水の抵抗を受けないで進めるのかが、第1ポイントです。

これができるようになった後に、腕と足の動きを考えればいいかと思っています。



今回、さっきの2つを意識して安定してから、息継ぎの回数が25mで1回または2回で済むようになりました。

プールの底を見ていても、進むスピードが違うのがわかるぐらいの変化です。


また、身体が真直ぐでスイスイ進んでいると、水の上を浮かんでいるのを楽しめるようになりました。

まるで無重力空間にいるような感じがしました。無重力空間に行ったことはないのですが(笑)


プールに行き始めてから何年か経つのですが、「クロールはゆったり泳ぐと速くなる!」を読んでから進化していくのを感じられて面白いです。

これからも、少しずつゆっくり、成長していくのを楽しんでいきます。