東京での大雪での混乱と残業する文化について

昨日東京では、昼過ぎからの雪が積もり夕方には鉄道や道路が大混乱になりました。


夕方には、このままでは夜も雪の影響で交通は混乱すらからと、多くの企業では早めの時間での帰宅を促していたようです。


その結果、夕方6時ごろには駅に人が溢れ.改札内への入場が制限されるほどの混乱ぶりでした。


自分の会社でも7時ごろになると、家に帰るのを諦めているスタッフもいたぐらいです。



しかし、そんな混乱は意外にも夜の10時ごろには解消していて、その頃には、少し電車が遅れたぐらいで帰れた人もいたようです。



都心でも約20cmの積雪があったにもかかわらず、夜には混乱がおさまっていたことは本当に意外でした。



その背景には、雪に弱いと言われていた東京の鉄道の雪に対する対策が進んでいたのが大きかったのかと思います。


その一方で、駅に入らないほどの混乱した時間があったのはなぜでしょうか?


あくまでも個人的な意見ですが、テレビやネットなどで雪が積もることの情報が流れ、過去の経験から、「雪が積もると鉄道が止まる」との情報も、ネットや人々の口コミで広がり、その結果、普段は帰らない定時の時間でみんなが家に向ったのが原因かと思っています。


普段は定時に帰っていない会社が多いことや、早く仕事が終わっても飲みに行ったりして、家に帰る時間が分散されていたのでしょう。


特に朝9時に出社して、8時間働く、1時間の昼休憩を含めると、18時には定時で帰れるはず。今回はみんな残業をしなかっただけ。

そう考えると、いかに残業している人が多く、また、そのおかげで、人口密集地の東京が成り立っているのかを感じ面白い体験でした。



なお、一夜明けた翌朝には、新幹線もほとんど影響なく動いていたことには、鉄道会社の努力を感じます。


今日も無事に仕事ができる背景に鉄道会社の努力があることを改めて感謝したいと思います。