サービス業での売上ってなんだろう?改めて考えて見ました。(その3)
スタッフが
お客様の喜び = 売上
このことを理解してくれた後にも課題は残ります。
一時的は上の方程式を理解する事で、「お客様の喜びを増やそう!」という事で、売上も増えていくことになるのですが、その次に、ひとりのスタッフが、どこまで売上を上げていけるのかについての課題が出てきます。
一つのサービスでお客様からいただけるお金はある程度相場があります。
その相場は需要と供給でバランスが、取れていることが多いのですが、そうすると、一定の金額以上に上げることはかなり難しくなってしまいます。
また、1日で提供できるサービスの数も、一定のところで限界がきてしまい、そこで売上の伸びは止まってしまうことになります。
このことはある程度仕方ないことなのですが、働いているスタッフは、毎年毎年、給料が上がることを期待していて、きゅが上がらないとモチベーションが上がらないばかりか、下がってしまうこともあります。
モチベーションが下がると、サービスの質が下がったり、効率が落ちることで提供できるサービス数が下がってしまいかねません。
そうなるとどうなるかというと、売上が上がらないだけでなく、下がってしまいます。
そして、その先には、売上減によって、給料も下げないとバランスが取れなくなってしまいます。
このことをどうしていくのかについては経営者側の悩みだと思うのですが、なかなか難しい課題です。
このことを経営者と一緒に考えてくれるスタッフが多いといいのですが、少ない、または、いない会社は事業拡大はかなり難しくなってしまいます。
ここが個人事業とその次のステージとの分かれ目のようにおもいます。
明日に続けます。