サービス業での売上ってなんだろう?改めて考えて見ました。(その1)

サービス業の会社に勤めていると、その会社に入社を希望する人たちは、そのサービス内容が好きな人が多いです。

私の勤めている会社では、技術の提供を行うサービス業なのですが、なおさらスタッフは技術を提供してお客様に喜んでもらうサービスを提供することで働くことの満足感を味わうスタッフが多いです。


そんなスタッフたちは、お客様に喜んでもらうことか、大好きなので、お客様にとってとても感じの良いスタッフとなり、会社にとってもとてもいいことです。


お客様、スタッフ、会社

全てにとって幸せな状態です。



しかし、そんなスタッフの中から、リーダーになり、後輩を育ててもらったり、部署を任せたりするようになると、本人のもともとの希望している仕事とずれてきます。

後輩を教えるまでは、まだ技術も関係しているのでいいのですが、部署の責任者となると、技術からは離れて、部署の利益を追求することが役割となります。

会社に組織にとって、利益を出すことは言うまでもなく、とても重要で、その会社のサービスを喜んでくれるお客様や、その会社で働くことに満足し生活しているスタッフの雇用を続けていくためには、利益がないと続けられません。


さらに、スタッフは毎年給料が上がることを期待していますので、前の年よりも利益が増えないと給料は増やしてあげることはできません。

とても、当たり前なことだと思うのですが、そんなことは学校では教えてもらわなかったように思いますし、もし、教えてもらっていたのかもしれないですが、忘れている人がほとんどではないでしょうか。


そうすると、そのことを会社でスタッフに教えていかなければならないのですが、そこで先ほどの幸せな関係が崩れることがよくあります。



入社する前は、技術を提供して、お客様に喜んでもらうことをイメージしていますが、「売上を上げる」と考えた途端に、いかに沢山のお客様に利用してもらい、そして、少しでも高額なサービスを利用してもらうことを考えないといけないと考えるからです。



長くなってきたので

また明日に続けたいと思います。