星野仙一さんについて

星野仙一さんがお亡くなりになられました。

まだ70歳でした。

昨日からテレビや新聞で昔の映像や、往年のプロ野球選手たちのコメントが流れています。


僕が子供の頃、毎晩テレビでは巨人の試合が流れていて、巨人ファンではなくても、見ていたのを覚えています。

よく見ていたので、巨人の選手の顔や名前は覚えてしまっていたのですが、その他の球団の選手はあまり知りませんでした。


そんな中、中日の星野投手は印象が強くて覚えていました。

まだ子供だったのですが、他の投手とは違う何かを感じていたのだと思います。


今回の訃報で流れてくる星野さんの話を見ているうちに、その何か違うところが明確になりました。


その当時飛び抜けた人気を誇り、強かった巨人に対して立ち向かっていく姿勢が、そんな事を考えていない子供にでも伝わっていたのだと思います。



現役を引退し、中日の監督になった頃はよく覚えていませんが、僕の好きな阪神の監督になった時に初めて星野仙一さんという"男"を知り、ファンになってしまいました。

「闘将」という言葉がとても似合う監督でした。

そして、阪神を去った後、楽天の監督になっても応援していました。



今回テレビで流れていたプロ野球選手からの話で、「星野さんが乱闘していたのは、ほとんどが演技」という話がありした。

星野さんは「その方が盛り上がるだろ」と。

目てもらうためにあるプロスポーツとして、一緒に戦っている選手の気持ちのことも考えていたのだろう。あの乱闘は演技だったんだと思うと、さらにファンになってしまいました。


その後にも、沢山の番組で星野さんの乱闘シーンが流されるたびに「これは演技なんだ」と思いながら見ていたのですが、時々、演技を通り越して手が出ているように見える映像も。これも演技?!


盛り上げるために頑張っている星野さんも好きだけど、本気で闘っている星野さん、好きだなぁ〜。



星野さんありがとうございました!