ボルダリングはじめました(その2)

ボルダリングにチャレンジし、壁に向き合うこと30分、足を固定したコースで二人とも苦戦が続いていました。


壁に向かいながら、右手、左手、そして、右足、左足の置き方を体を動かしながらイメージして行くのですが、手の力が弱くてイメージ通りには登れません。


それから、さらに30分近く経過。

その間に、二人とも足固定でのコースをひとつはクリアしたのですが、その後が進みません。


僕は指と、脇腹の後ろの方の筋が少し痛くなり、もう一人は腕が痛いようでしきりにマッサージしています。



少しこう着状態になっている時に、スタッフが「どう?」と、声をかけてきました。

思わず「難しいですね〜」と、返事。


そこから色々な話をしながら登り方について教えてくれました。

ボルダリングは足で登ること

・足も膝を動かしたりしながら重心を動かすと楽

・手と足は対角で動かして行くこと

・掴むところ(ホールド)には、掴みやすい方向があること

・体の重心を壁に近づけることで、指の力を使わないでいられること

・腕が痛くなっても、マッサージしない方がいい、手をブラブラさせて、乳酸を飛ばすように


実演をしながら教えてくれました。

話の内容はどれま納得することばかりで、早く自分でもやって見たくなってきたのと同時に

「なんで最初に教えてくれないんだ!」という気持ちもふつふつと湧いてきました。

それを見透かしてから、「いつもはじめての人には1時間ぐらい経ってから話をしにくるんです。意地悪してるんじゃないんですけど(笑)」


そう聞きながら、確かに、最初から教えてもらうより良かったかも。なにも考えずに壁に向かい、自分でクリアした喜びと、自分でクリアできない壁にぶつかった悔しさを、この1時間で体験することができたことに気づかされました。

「このスタッフ、なかなかやるなぁ〜」と感心していると、スタッフから「となりの斜め上に覆いかぶさっている壁も同じ」だとの説明が始まり、「一度やってみたら?」と。


それまでは、子供用の壁でしかやっていなくて、しかもクリアできていない。

ついつい上級の壁は子供用の壁をクリアしてからと思い込んでいたので、チャレンジするつもりがなかっただけに、この一言について、後からですがとても感謝しています。


覆いかぶさる壁では流石にうまくはいきませんでしたが、目の前で簡単に登る姿を見せてもらい、一段とやる気が湧いてきました。




明日に続けます。