営業経験 3

営業候補としての初めての社会人経験。

 

まずは、商品と得意先を覚えるため、倉庫に配属。

伝票を見ながら商品を集めてくる仕事。

たったそれだけなのに、良く間違えていた。

仕事に慣れてくると、商品を集める伝票がなくなると眠くなる。そこで倉庫の奥の方に行き、商品と商品の間に隠れて昼寝をしていた。

今から考えるととんでもない社員だった。アルバイトでもそんな人は聞いたことがない。

 

そこの会社では、1年目は倉庫、2年目は営業事務として電話で注文を受けて伝票を切る。そこで実績を積んで営業に。早くても3年目からが営業デビュー。

もちろん営業をしたいと思っていなかったのですが、営業に出たくないから昼寝をしていたわけではない。ただ普通に眠いから寝ていただけだと考えていたから図太かったと思う。

 

4月から入社した営業候補は3人。グループ内の他の部署から異動してきた1人を含め、倉庫で4人が営業候補。

さらに営業事務には1年早く入社した1人がいて、5人の営業候補がいたことになる。

自分はその中で一番年下。

新年度の人事異動時期、まず営業事務から営業へは確定として、倉庫の中で中途入社の1人と他部署からの異動してきた人。

営業事務はそんなに人数はいらないだろうから、一人はこのままもう一年倉庫での勤務が続きそう。

営業になりたくないが倉庫勤務が続くのはなんとなく嫌。営業事務になれるのが一番理想的。などと思っていた。

 

そして人事発表。

5人中、3人が営業。そしてその中に自分の名前も!

 

つづきは改めて