”満足”での集客

満足だけでは口コミにつながらない。

 

”満足”してもらっただけでは口コミからの集客につながらない。

”感動”で初めて口コミにつながるという話をよく聞く。

ほんとにそうだろうか?

 

今日、会社の仲間でカヤックに乗る体験をした。生まれて初めてカヤックに乗る人がほとんどだったのですが、そこのスタッフにとても親切にしてもらい、みんなでとても楽しい時間をすごすことができた。

大満足だった。

 

それでは、今回の体験を他人に話をするときどのように話をするだろうかと考えた。

カヤックに乗る体験そのものについては他人に話をするだろう。始めて体験しまっすぐ進むのが初めは意外と難しいことや、水をかけたり、ぶつかり合ったりして楽しかったことなど、「カヤックって楽しい!」という口コミにはなりそうかと思うが、その体験を提供してくれたショップのことを話をしない気がする。

ガイド役のスタッフとサポート役のスタッフを含め3人いて、みんな良さそうな人ばかりで、笑顔で見守ってくれて、その結果体験自体は大満足だったにも関わらず、カヤックに乗ってみるということに対しては口コミにつながりそうだったのですが。そのショップの口コミにはならない気がする。

 

仕事として、お客様に喜んでもらい満足してもらい、その結果口コミが広がり、その口コミを聞いたお客様が来てくれる。

今の時代、広告よりも体験した人の口コミの方を信用する傾向があり、集客するには口コミが大事と言われているのですが、なかなか難しいことを改めて感じた。

 

ではどうすればそのショップに次のお客様が来る口コミとなるのだろうか?

今回の例だと、”カヤックに乗る”という体験はほかでもできる。そこのショップでしかできないことがあれば、他のの差別化にはなるのだろう。

しかし、初めて体験した客にとって他との違いつまり”差別化”されたことは伝わるのだろうか?

今回のカヤックだと難しい気がする。

 

”満足”だけだとお客様は来てくれない。

では、カヤックに乗る体験をすることで集客につながる”感動”体験をしてもらうには?

それを見つけたショップは繁盛するのだろう。

こうやって考えてみると改めて口コミでお客様を呼ぶことは難しいことだと感じた。

 

今日はここまで