後輩の指導
今日、新しいプロジェクトの会議があった。
僕はオブザーバー的なポジションでの参加。
プロジェクトのリーダーは後輩。会議の進行もその後輩が行うことになっていた。
このプロジェクトが成功するかしないかは、そのリーダーしだい。
しかし、そのリーダーが責任者となったプロジェクトで
あまり良い成果はでてことがない。
会議の前日、リーダーに会議の準備について聞いてみると、準備不足が判明。
そこで、緊急で会議の準備を仕事が終わった後にすることに。
ここは、最近意識して使っているコーチングのスキルを意識しながら、自分の考えを押し付けないように気を付ける。
ツールはA4のコピー用紙を10枚くらい準備。
そこに、話をしてでてきた内容をまとめて書いていく。
結果、5枚の用紙に文字や図がいっぱいになったころ、おおむね方向性が決まった。
ふたりで話した時間は約2時間。
遅い時間になったので、ラーメンを食べに行きリーダーを宿泊先のホテルへ送っていった。
その帰り、次の日の会議のことを考えると、結構不安な気持ちになったが、自分がプロジェクトのリーダーならするだろうことすべてを話したので、あとは任せるだけ。
やるだけのことはやった。
そして、会議の当日。
会議は夕方の4時から2時間。
会議室に入ると、昨日書いたA4の紙を会議机に並べていた。
そして、会議がはじまると、その紙を見ることなく、ホワイトボードの前に立ちながら
どんどんと会議を進めていく。
ちゃんとリーダーとして会議を仕切っていっている。
どうやら、昨日の夜に、A4の紙を見ながらふたりで話したことを確認し、準備をしていたようだ。
とても安心して会議に参加できた。
会議は予定の2時間で終了。
次回にむけてのそれぞれの役割もはっきりとし、とても充実した会議となった。
ついつい、他人にレッテルを貼ってしまいがち。
でも、レッテルは過去のこと。
今が過去と同じだと決めつけず、自分にも、他人にも向き合えばきっと過去よりも成長することを
改めて感じた出来事だった。